流離の標
 
PBW「無限のファンタジア」「蒼空のフロンティア」「エンドブレイカー!」のPC&背後ブログ
 


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残響は夕風に消えて


この声は届かずに
遙か彼方 夢の跡形
最果てのこの地で独り
歌い続ける――


街と、その先の地平線まで一望できる小高い丘で一人、
夕日を受けながら夕風に調べを乗せる。

今でも時々、この歌を歌いたくなるんだ。
誰にも明かせずに独り、お前が歌い続けていたこの歌を。

物寂しい歌詞、物悲しい曲であるはずなのに
お前はいつも、この歌を明るい曲調に変えた曲に合わせて
誰もを虜にする笑顔で踊っていたね。何も言わずに。
その歌詞の存在を教えてくれて、
私の前でその声で歌ってくれた時の事を
まだ昨日の事のように覚えているよ。
・・・・嬉しかった、けど切なかった。

私はね、賑やかな場所は好きだよ。
街を歩くのも好きだし、酒場で皆と盛り上がるのも好きだ。

・・・・・でも、ふいに。

この歌が恋しくなる。
どうしようもなく愛しくなる。

お前の歌声を、また聞きたいと・・・・思ってしまうんだ。

叶わないのはわかっている。だからせめて。
お前の形を、この歌に探すんだ。
それくらいは、許してくれ。


――響け 声は遙かに
――届け 波は彼方に

  歌声は蒼穹に 
  嘆きの声は海原に・・・・

この声は 届かずに
遙か彼方 夢の跡形
最果てのこの地で独り
歌を 奏でる――――・・・・・




10月9日(火)21:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 1話完結 | 管理

第2次が近いね。

ついに第2次作戦についての話し合いが
円卓の間で始まってるそうじゃないか。
今度こそは参加したい・・・とは思ってたけど、
よりによって票決の〆切が22日かい・・・・
作戦の決行が万が一21日だったら一日参加することもできたんだけど、
また背後事情がねえ・・・・・;;
彼女毎週日曜日に午前いっぱい用事があるようだから。

何とか参加したいところだねえ。



10月9日(火)17:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | ジェイドの呟き | 管理

カラーリング~ジェイド編~

次回BUリクエストに備えて(きっと今回は流れるので 爆)
ジェイドのカラーリングや外見の軽い紹介など。

ジェイドはセイレーンなので青髪の青目、には変わらないんですが、
青は青でもサンゴ礁の海くらいをイメージしてます。
セイレーンの髪は水ということなので、
毛先なんかは透き通った水になってる事が多いんですが、
ジェイドももちろん透き通ってるんですがこういう水分が薄い所?は
サンゴ礁の浅い部分みたいにちょっと緑がかってるイメージです。
セイレーン的にはひょっとしたら有り得ないかもしれませんが
そんな予定です・・・・;
ちなみに全体的には若干濃いめな青。
DW化したらエメラルド色になるとかだったらかっこいいかもな(笑)
いや考えてませんが。
「翡翠色」ってそんなに鮮やかでは無いっぽいんで
画面映えしないんですよね・・・;;

でもイメージカラーは多分翡翠色(笑)
インペリアルジェイドですよ。(←綺麗ですよねこれ・・・
流石最上級の翡翠。)

髪型ですが、まず「歌声~」のジェイドさんは
まあ言うなればFateの小次郎みたいな髪型してます。
ただし前髪も後ろの髪も相当長いです(笑)

で、今のジェイドさんは・・・・・
解くと踵まである長い髪を、それは変な結い方をしてまして。
(※ジェイドの身長は179.9センチ)
言葉で説明するのは難しいんですが
発注文練習のために勝手に頑張ります(笑)

まずゆるめにトップでまとめて、
(この時サイドの髪はかなりたわんでます)
そこで2つのリングを作る。
もちろん髪がまだ余ってるのでそれぞれを後ろへ流して、
(この時点で2つのリングの下に2本の尻尾が生えてる状況に(笑))
それぞれの髪の束を細長い布でまとめてます。
まとめ方は束の上と下で交互に布をクロスさせるまとめ方・・・です・・・


自分で読んでて非常によくわかりませんな○TL
今度絵をあげてみますのでうまい説明考えられる方
心の底から募集します・・・・○TL



10月8日(月)00:07 | トラックバック(0) | コメント(0) | *背後雑談* | 管理

【無限】リコリス・アルフレア


(BU:都 和絵師)
赤き花園(ロートリリー)・リコリス・アルフレア
『どれほど時が流れても、花の色が変わる事は無いわ』

真っ赤な百合が印象的な女性。
黒いドレスに身を包み、どこか陰がある美女で、
森の奥で領主をしていたせいか態度はかなり高圧的。
その一方で、植物を育てる事や紅茶を飲む事に
ささやかな幸せを感じていたりする。
ビショップ(a71270)は腹違いの兄。

==参加シナリオ==
なし

******ここまで公式

ここからアンオフィ**********

西方ドリアッドの森の奥で領主の跡継ぎとして生まれるが、
先に生まれたビジーと跡継ぎを巡って互いの勢力が争う。
ビジーの犠牲により領主の座を得るが、
彼への秘めた想いを捨てる事ができず、彼を救う。
記憶を失った彼をビショップ・アメジストと名付け、
自分の傍に置くことで共にいた。


関連小説リンク
(1話完結)
→「Dornen von der Rose
→「薔薇の愛の引き換えに -Auf Wiedersehen-
→「Der rondo des Blutenblattes
(連載)
→「薔薇の愛の引き換えに
→「verdammte Rose



10月6日(土)18:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | キャラ紹介 | 管理

【無限】ビショップ・アメジスト


(BU:まゆ絵師)
紫薔薇の花戯(ムラサキのハナアソビ)・ビショップ・アメジスト
『千年先も 万年先も』

紅茶と花を愛する、紫薔薇が印象的な剣士。
ドリだけど何か猫っぽい← 親しい人にはよく懐いて甘える。
その一方で、守るべき人の前ではなるべくしっかりしていたいらしい。
■本名ビジー・アルフレア。リコリス(a75600)は腹違いの妹で、
今の名は記憶を失った後に彼女がつけたもの。
時折、昔の人格が現れることもある。

==参加シナリオ==
たちのき、ふなつき/たちのき、ふなつき/イモムシコロリン/
【素敵な温泉宿】花見~枝垂桜~/空の星、地の星/
【目指せ! 大陸一のパティシエ】シャリシャリ梨のぷるっとゼリー/
送られる者と贈られる言葉

******ここまで公式

ここからアンオフィ**********

西方ドリアッドの森の奥で領主の跡継ぎとして生まれるが、
後から生まれたリコリスと跡継ぎを巡って互いの勢力が争う。
リコリスを護るため自ら崖から飛び降り命を絶ったが、
その後リコリスに発見され、記憶を失った状態で命を取り留める。


関連小説リンク
(1話完結)
→「降って湧いた駄文←
→「Dornen von der Rose
→「嵐の前の
→「薔薇の愛の引き換えに -Auf Wiedersehen-
→「Der rondo des Blutenblattes
(連載)
→「薔薇の愛の引き換えに
→「verdammte Rose



10月6日(土)18:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | キャラ紹介 | 管理

【無限】クアン・サディ


(BU:松宗ヨウ絵師)
蕭風の剣(けんはかたらず)・クアン・サディ
『今はただ待つのみ』

若い頃から冒険者として各地を回っていた。
年老いた今では昔ほど積極的に依頼に出かける事は無くなったが、
いざと言う時にはその剣を握る事もある。
性格は生真面目で、困っている者を放っておけない傾向にある。
常識人であるはずだが最近少し変化があるやも←
ジェイド(a44971)とは若い頃からの腐れ縁。

==参加シナリオ==
化け猫の爪/無人島から外敵を駆逐せよ/ブーメランブーメラン/
春を招く道/ドラグナーガール!:白山羊と黒羊


******ここまで公式

ここからアンオフィ**********

ジェイドとは10年以上の腐れ縁。
まだ若かった彼がグドンに襲われていた所を助けたのが
事の始まり。
ジェイドに冒険者になるよう勧めたのも彼。

関連小説リンク
(1話完結)
→「戦いの後で
(連載)
→「歌声は蒼穹に 嘆きの声は海原に



10月6日(土)17:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | キャラ紹介 | 管理

【無限】ジェイド・エストナ


(BU:すがのたすく絵師)
翠月奏歌(アオきカゼはウタをかなでる)・ジェイド・エストナ
セイレーンの吟遊詩人×ペインヴァイパー
『天高く、波の彼方へ 永遠に響く歌を奏でよう』

南方セイレーン生まれの、
相棒の竪琴カラヴィンカ(愛称カーラ)を片手に
諸国(の酒場)を渡り歩く酒豪楽師。
踵まである長い髪を器用に結い上げている。
内容に関わらず人の話を聞くのが好きで、
また一度仲間と認めた相手は決して見捨てない人情深い面も持つ。
昔は剣士(でも腕はヘボ)だったが最愛の妻の死をきっかけに
吟遊詩人として冒険者になる。

==参加シナリオ==
永劫幻想曲/冬の装い ~ほんわかぬくぬくコート~/
フォーナの聖祭~女神様とカダスフィアフォートへ~/
【幸福を齎す女】王女の休日~冬~/ねずみの盗賊/
ウィンター・ローズ/ドラグナー~蝕まれる狂気/
ange/フラウウインド浮上!:爆発する果実/
夢見のウィーユレーヌ/真夏の夜のコンサート/
真夏の夜のコンサート/夏の思い出、ください ~恋人たちのホワイトビーチ/
ドラグナーガール!:ファニーホワイト/ガレキサンダー/
猫まつりと猫モンスター/訪れる秋への祝祭/
貴方に捧げる銀の夢/タロスの聖域攻略戦:切り裂くは我らが手なり/
恋慕の旅籠/地獄列強追撃戦:馴染まぬ色/
星空より来たる:CANOPUS


******ここまで公式

ここからアンオフィ**********

実家はセイレーン王家に仕える厳格な武家。
父と、金木犀ドリアッドの母と、兄3人、妹1人がいる。
(家族のビジュアルはまたリンク貼ります←)
本名はユダ・マリウス。

外見年齢は27歳(公式)だが、実年齢は90を超えている。
亡くした妻シエファとの間に一子あり。名前はジエンリ。
しかしジエンリは両親の記憶が無く、
ジェイドを父親として認識していない。

関連小説リンク
(1話完結)
→「残響は夕風に消えて
→「戦いの後で
→「花は無く
→「Requiem
(連載)
→「歌声は蒼穹に 嘆きの声は海原に
→「遭遇前夜」(完結)
→「天上の鳥は高らかに歌い」(完結)
→「Lumen Maris



10月6日(土)17:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | キャラ紹介 | 管理

BU頼んだそうだね

背後>ジェイドおおぉぉぉぉぉぉ!!!!
ジェイド(以下J)>また何だいえらく取り乱して?
背後>ごめんよおぉぉぉぉぉ多分無理だ絶対受理されねええええ!!!!
J>あー・・・・、とりあえず、落ち着きな?
背後>だってだって300文字があんなに短いとは思わなかったんだよ!!
   送信した後になって背景設定とか体格とか
   いろいろやりたい事思い出したのに・・・!
   髪型とメイクの説明だけで250文字って・・・・
J>・・・・何をどうしたらそんな器用な事ができるんだい・・・・(汗)
背後>参照URL2つくらい入れた・・・・・
J>・・・・発注文ってさ、確か私の記憶じゃあ
  半角文字も全角1文字にカウントされたような気がしたんだけど。
背後>間違いなくそのせいです・・・・・・○TL
J>どうして言葉で説明できないかね・・・・
  おまけに私の相棒(=竪琴)のイメージも
  随分絵師様泣かせなデザインにしてくれたねえ?
背後>・・・・一目惚れだったんですサウン・ガウッ・・・・
  (※サウン・ガウッ:「ビルマの竪琴」でぐぐるべし)

J>・・・・ま、万が一受理されりゃあそれで良し、
  駄目なら他の狙ってた絵師様が復活なさるのを待つ、
  ってことで良いんじゃないかい?
背後>うっうっ、ごめんよぉジェイド・・・・・・(泣)



(そんなわけで運命の日は12日です。
 受理されたらうれしい、な・・・・・・(希望薄))



10月6日(土)01:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | ジェイドの呟き | 管理

はいはーい紹介するよー♪

ジェイド(以下J)>いっやー、まさかあんたに会えるとは思って無かったよ!
  私はてっきりもうくたばったもんかと。
??>勝手に殺すでない!まだ生きておるわ!!
J>いや冗談だよ。・・・また会えて良かったよ。クアン。
クアン>お前も、何とかやっているようではないか。
J>まあ、いろいろあったからねえ・・・あ、紹介しとくよ。
  彼はクアン・サディ。見ての通り種族はヒト。
  老いぼれちゃあいるが、頑固に現役の武人をやってるんだそうだ。
クアン>一言多いのは相変わらずだのうジェイドよ。
J>はっはは、この年になるともう性格は変わらないよ♪
クアン>・・・・最後に別れてから何年経ったかの?
J>さぁてねえ・・・・20年は少なくとも経ってるとは思うけど。
クアン>・・・・わしはこれほど種族の差を見せつけられた事は無いわ・・・
J>・・・・ああ、そっか。あんたはヒトだから外見も毎年歳とるもんねえ。
  (ニヤニヤ)
クアン>ふん、貫禄と言うんじゃよ。
J>言い訳してるようじゃあ、あんたもついに焼きが回ったかねえ?
  (すごく嬉しそうにニヤニヤ)
クアン>・・・・お、前は・・・・っ!

(背後:そういうわけでPC増やしましたwwww
 正直クアンの方には課金できるか微妙なんですが(苦笑)
 戦力が必要そうなリアイベとかには彼に出てもらおうかと思ってます。
 DGもね、行けたらいい、な・・・・!)



10月4日(木)20:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | 挨拶・お知らせなど | 管理

歌声は蒼穹に 嘆きの声は海原に 三

「ジェイド。」
「・・・・・・・」
「おい、ジェイド。」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・生きてるのか?」
「・・・・はぁ・・・・どうしようクアン・・・・」
「何が。」

「彼女の事好き過ぎる・・・・」
「見ればわかる。いっそ痛々しいほどだがな。」

また何度目かの舞台の後の酒場。
しばらく円卓に突っ伏していたジェイドがクアンの問いかけに対し
情けない溜息と共にようやく口にした台詞がそれだった。

ここで改めて言っておくと、クアンは冒険者である。
依頼を受けて各地を転々とする彼ら冒険者は、
基本的に同じ場所に留まっていることは無い。
その彼が、この地に留まってもう三月は経とうとしている。
通常ならば有り得ない。だが、彼がこの地を発てない理由があった。

その最たるものこそが、目の前のこの親友であった。

彼とは知りあってまだ日も浅い。
クアンがたまたま彼がいるこの街に依頼でたどり着き、
グドンに襲われていたところを助けてやったのがその出会いであった。
ところが助けたセイレーンは武器を持ちながらにしてほぼ無力、
そのくせ普段の話術だけはやたら巧みで、
本来なら自分とは正反対の人種なのだが、
ここぞという時だけはなぜか気が合う。
その上、共にいる時間が長くなるにつれて
そんな彼の性格もあまり苦に思わないようになり、
むしろ人との付き合い方をよく心得ているらしい彼とは
いつしか親友と呼べるほどの仲になっていた――のだが。

「いつもの話術はどうした。」
「そんな問題じゃないんだ・・・・
 私なんかが軽々しく話しかけて良いような人じゃない・・・」

来る日も来る日も、目の前で初恋-しかも一目惚れ-に
こうも悶々と悩み続けられると、流石に放置はできない。
困っている者を放ってはおけないという、
彼の生真面目な性格が災いしてしまった。

「悪いが俺は恋の手ほどきはできんぞ。」
「ううぅ~・・・・どうしたらいいんだ・・・」
「相手は芸人一座の花形だろう?
 まあ、お前がその調子なら俺は潔く諦めることを強く勧めるが。」
「そんな事言わないでくれよ・・・・・」
「ではどうすると言うんだ。話しかけることすらできないようでは、
 彼女と何の接点も持てないと思うが。」
「それなんだよおぉぉ」
突然ジェイドに泣き顔で詰め寄られ、
クアンは困惑しつつも大人しくその続きを聴くことにした。
いっそ泣き上戸に見えなくも無い親友の変貌ぶりにも呆れながら。
「彼女と近付いたのは、
 こないだの舞台で彼女の方から近付いてくれた時だけなんだ!
 あれからはぱったり、何事も無かったように・・・」
「ただの演出だったという事もあるぞ。芸人だし。」
「だからそういう事を言うなよクアン~~~~!」
再び、情けない泣き声と共に円卓に突っ伏し悶絶するジェイド。
これでは堂々巡りである。
むしろ、自分まで憂鬱な気分になりそうなのを
クアンは何とか押し留めて、解決手段を模索しようとしていた。

「・・・・とりあえず、何か接点を持たん事には始まらんのではないか?
 今のままではお前はあくまで客の一人だぞ。」
「わかってるけど・・・・・彼女の目の前でまともに話せる自信無い・・・」
「一体それはどこの恋する少女の台詞だ。
 剣がだめなら、せめて惚れた女に告白するくらいの度胸は見せてくれ。
 でないと俺は国の霊査士に依頼完了の報告にすら行けん。」
「う、ううぅ・・・・・・」

恋に関してはひたすら不器用なこのセイレーンが、
踊り子に想いを告げられる日は果たして来るのか。




10月3日(水)23:51 | トラックバック(0) | コメント(2) | 歌声は蒼穹に 嘆きの声は海原に | 管理


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