流離の標
 
PBW「無限のファンタジア」「蒼空のフロンティア」「エンドブレイカー!」のPC&背後ブログ
 



【蒼ふろ】プラシナガイド【去りゆく年に雪は降り積む】

■今はただ、静かに――


極東の島国、マホロバ。
夏には数千年に一度の扶桑の噴花があったばかりで
国中を舞った扶桑の花弁に巻かれ命を失った者も多い。
また、時を同じくして龍騎士団との戦もあり、
戦火と噴花による被害は甚大なものとなっていた。

あれから季節は過ぎ去り、少しずつではあるが国の復興は進んでいた。
この茶屋も、一度は戦火で焼け落ちたものの
女将の尽力により数日前に再開したばかりである。
寒い中暖をとろうと立ち寄る客は少なくない。

「今日も冷えるね女将さん」
「もう冬だからねえ。今日は雪でも降りそうだよ」

湯気の立ち上る温茶を客に出しながら、女将は格子窓から空を見上げた。


かつて多くの命を奪った扶桑の花弁が舞っていた空には
もうじき冷たい雪が舞うだろう。
歩んだ足跡も、交わした声も、瞳に映した姿さえも、
全てをただ、白で埋め尽くす雪が――。



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こんちは、ろこです。
今回はマホロバのとある茶屋での、何でもない日常話となります。
茶屋と言ってもアレです、屋外で飲み食いする出店風ではなく
小さなお食事処くらいに考えてもらえればいいです。
(既に茶屋じゃねえ)
お茶の他にもちょっとした酒の肴程度の軽食なら注文できます。
もちろんお酒も可。

ろこのキャラは黒龍が確実参加
(※影蝋引退済、少し前まで瑞穂のとある村にいました。)
他のキャラは呼び出しがあればひょっこり現れます。
アクションの文字数はノーマルシナリオ準拠で
基本的に全採用の方向です。

アクション〆切:12/15くらい 公開:冬コミ原稿〆切に間に合えばいい…な←



11月30日(水)20:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | +背後雑談+ | 管理

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